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京都本部

経営学研究会 リユニオン2103








経営研の思い出を語る会
11月3日(日・文化の日)、寒梅館のレストラン「セカンドハウス・ウィル」で学生経営研究会(以下「経営研」という)のリユニオンが開かれ、全国各地から参集した61名(83歳から57歳まで幅ひろく)が出席しました。まさに「リユニオン」、「再会」と呼ぶべきふさわしい有意義な会となりました。
経営研は戦後直ぐの1947(昭和22)年に商学研究会として設立され、その後経営研として改称され、1984(昭和59)年に、残念ながら消滅しました。それは学んでいる学問の通り、生成・発展・消滅の弁証法的展開の歴史でありました。顧問は、岡村正人先生、竹林庄太郎先生、今井俊一先生、吉武尭右先生、島弘先生、前川恭一先生、竹林真一先生など錚々たる面々でした。
研究会の最盛期には、現役学生とOB・OGとの交流会も行われていましたが、消滅と同時に一堂に会することはありませんでした。
それが、今年6月の鵬弘会(島弘ゼミ)の総会に経営研のメンバーの一員も参加したことと、今年のNHK大河ドラマ放映をきっかけに母校への愛校心がよみがえり、1960年代の卒業生が中心になり、全国各地で活躍する約350人の会員に呼びかけ、今はなき「経営研」の思い出を語ろうということで、「リユニオン」の実現に漕ぎ着けたのです。
リユニオンは第1回の実行委員長である駒井一正氏(昭和42・大・商)の挨拶でスタートしました。あいにく島先生がどうしても外せない用務のため急遽欠席となりましたが、当日参加の皆に向け、先生自ら記述のメッセージが紹介され、またDVDでミニ講演の放映がされるなど島先生のお元気な姿を拝見でき、相変わらず「強烈な」先生のお姿に参加者一同学生時代に戻ったようでした。
全員とはいかなかったもののミニスピーチを行い、山中湖での合宿から新島襄先生の快風丸、ラグビーへの期待など多岐にわたり、「良い大学で学んだ」ことを述懐していました。あちこちのテーブルでは先輩後輩が杯を交わし、今もお互いに青春時代で新島襄先生の「良心を手腕に運用して」頑張っている姿を確認しあう光景が見られました。締めの挨拶は、仲田正機立命館大学名誉教授(昭和39・大・商)と同じく渡辺峻立命館大学名誉教授(昭和41・大・商)が行いました。
当時は経営学ブームの時代でしたが、経営研のメンバーは、勉強会、夏季合宿を重ね、先輩たちが後輩を厳しくかつ優しく指導したものです。その成果として、日本及び西日本学生経営学会、関西4私学経営学会などで「同志社・経営研恐るべし」と全国に名声が轟きわたったものでした。
卒業後そのまま同志社大学や早稲田大学などの大学院に進学し、有名大学の教員になった人も多数います。同志社アカデミズムの生き証人であります。また、企業人として自営業の後継者として、芸術家として活躍されている方も多くいます。
先輩を鏡にし、切磋琢磨した経営研、まさか経営学で批判精神や新島精神を学ぶとは思わなかった経営研、一時代の産物であった経営研の思い出を十分に回顧したこの日の集いは素晴らしい会でありました。(昭和44・大・商 髙木新一)